COOKALC ツール

ナポリピッツァ生地 計算シミュレーター

本格的なナポリピッツァ生地の分量と手順を、製法に合わせて自動計算します。

1

製法と計算モード

ストレート法(クラシコ)

ナポリピッツァの最も伝統的な製法。常温で長時間発酵させることで、小麦本来の風味を引き出します。

計算の基準

g

AVPN規定(2025年版)の生地玉は 200〜280 g です。

AVPNとは Associazione Verace Pizza Napoletana(真のナポリピッツァ協会)。ナポリピッツァの製法を定めているイタリアの団体です。このツールでは、その規定を「守らなければいけない決まり」ではなく、いま作ろうとしている生地がどのあたりに位置するかを知るための目安の物差しとして表示しています。

個

2

ベーカーズパーセント調整

目安: クラシコは60%前後、コンテンポラーニャ(高加水)は70%前後。

目安: 2.5〜3.0%前後(夏場は発酵を抑えるため多め、冬場は少なめ)。

目安: ドライイースト0.1〜0.3%(生はドライの約3倍)。温度や時間で調整します。

材料分量

ストレート法

生地の出来上がり目安

0 g の生地玉が 0 個

総生地重量: 0 g

小麦粉00粉など 0 g
水 0 g
塩 0 g
イースト 0 g

3

使用する粉

🔒

イタリア産カプートや国産ピッツァ専用粉など、銘柄ごとの粉データベースは無料会員登録から使えます。銘柄に応じた発酵時間の目安や注意点も表示されます。

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4

窯の種類

🔒

薪窯・電気式ピッツァ窯・家庭用オーブンなど、窯の種類に応じた配合調整(家庭用オーブンでの糖・油脂の追加提案など)は無料会員登録から使えます。

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5

発酵タイムライン

🔒

「何時に焼きたいか」から仕込み開始時刻を逆算するタイムラインは Standardプラン以上でご利用いただけます。

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6

W値と発酵時間の整合チェック

🔒

「その発酵計画に、その粉は耐えられるか」を判定するW値整合チェックは Proプランでご利用いただけます。

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7

仕込み水温の逆算

🔒

目標の生地温度から仕込み水温を逆算する機能は Proプランでご利用いただけます。夏場の発酵の暴走を抑えるのに役立ちます。

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8

イースト量の詳細調整

🔒

発酵時間と室温を指定して、材料表のイースト量を細かく調整する機能は Proプランでご利用いただけます。(Standardプランでは発酵タイムラインの総発酵時間から自動で算出されます)

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9

AVPN準拠チェッカー

🔒

配合がAVPN(真のナポリピッツァ協会)規定の目安に収まっているかを判定する機能は Proプランでご利用いただけます。

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10

原価計算

🔒

材料単価とロス率から、仕込み1回あたり・ピッツァ1枚あたりの原価を算出する機能は Proプランでご利用いただけます。

プランを確認する

最終結果

ストレート法

上のカードで入力した内容を反映した、最終的な配合と段取りです。

基本の作り方(手順)

手捏ねてごねの特徴

    このツールについて

    ナポリピッツァの生地を、作りたい生地玉の重さ × 個数から逆算するツールです。粉・水・塩・酵母の分量に加えて、製法(ストレート法・ビガ法・ポーリッシュ法)ごとの前種の配分、仕込み水の温度、発酵のスケジュールまで計算します。AVPN(真のナポリピッツァ協会)の規定に収まっているかどうかも、その場で判定します。

    計算の根拠と出典

    AVPN準拠の判定値は、AVPN が公開している製造規定(Il Disciplinare)2025年版から引用しています。第2条 2.1.1(原料の仕様)・2.1.2(配合)・2.1.3(製造技術)および調理に関する規定です。

    項目 規定値(2025年版)
    加水率 約 55.6〜62.5%
    塩(粉に対する%) 約 2.2〜3.8%
    生イースト 約 0.006〜0.19%
    生地玉1個 200〜280 g
    発酵時間(合計) 12〜24時間
    焼成温度 床 380〜430℃ / ドーム 約485℃
    焼成時間 60〜90秒

    加水率について。 規定書に「加水率◯%」という項目は存在しません。「水1リットルに対して粉1,600〜1,800g」と書かれており、上の数値はそこから当サイトが換算したものです(1000÷1800=55.6%、1000÷1600=62.5%)。よく見かける「55〜59%」は、粉が1,700〜1,800gだった旧版からの換算値です。

    乾燥酵母は生イーストの 1/3 として計算しています(規定書に明記)。発酵室の理想は温度18〜20℃・湿度60〜70%、仕込み水の最適温度は16〜22℃という記載も、タイムラインと水温逆算の前提に使っています。

    出典:AVPN(Associazione Verace Pizza Napoletana)「真のナポリピッツァ 国際規定/製造規定」2025年版。
    このツールの判定値は、2026年8月31日に規定書2025年版と全項目を突き合わせて更新しました。経緯はこちらの記事に書いています。

    使うときの注意

    規定の範囲は「目標値」ではありません

    規定書自身が「生地の最適な一貫性を得るために、粉が吸収できる水の量が非常に重要」と書いているとおり、適正な加水率は粉によって動きます。規定が前提にしているのは W値250〜320 の粉です。この強さがない粉で上限近くまで水を入れると、生地がだれて伸ばす前にちぎれます。手持ちの粉で扱える範囲から始めてください。

    AVPN準拠チェッカーの警告は「間違い」の意味ではありません

    たとえば生地玉180gは規定の範囲外(規定は200g以上)ですが、家庭で180gで焼くことが悪いわけでは全くありません。このチェッカーは「規定に沿っているかどうかを知りたい」ときのための機能です。規定から外れていても、おいしく焼ければそれが正解です。

    油脂と砂糖を加えると規定からは外れます

    AVPN規定は「生地に油脂や砂糖を決して加えない」と定めています。ツールでは副材料を追加できますが、追加した場合は規定外である旨を表示します。

    窯の温度は、どこを測るかで100℃変わります

    規定は床(ピザが乗る面)とドーム(天井)を分けて書いています。床380〜430℃に対してドームは約485℃。「何度で焼いていますか」という話が噛み合わないときは、たいてい測っている場所が違います。

    よくある質問

    会員登録しないと使えませんか?

    基本の配合計算は登録なしでお使いいただけます。発酵タイムライン、仕込み水温の逆算、W値との整合チェック、AVPN準拠チェッカー、原価計算などは会員向けの機能です。詳しくは料金プランをご覧ください。

    ビガ法とポーリッシュ法は何が違うのですか?

    どちらも前種(プレファーメント)を使う製法ですが、前種の加水率が違います。ビガ法は低加水で硬い前種、ポーリッシュ法は粉と同量の水で作るゆるい前種です。ツールでは製法を選ぶと、前種と本捏ねへの材料の振り分けを自動で計算します。

    計算結果が手持ちのレシピと違います

    レシピによって前提が異なるため、ずれることはあります。ただし明らかにおかしい数値が出ている場合は、こちらの計算式の誤りかもしれません。その場合はぜひお問い合わせからお知らせください。確認のうえ、必要があれば計算式そのものを修正します。

    関連記事:ナポリピッツァの加水率は何%が正解? 公式規定を開いたら「55〜59%」が書いてなかった話/ナポリピッツァの要は「粉」にあり
    数値の決め方の方針は運営者情報に記載しています。

    公開中計算ツール

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